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2007年5月22日 (火)

ヴィンテージバッグの世界 Vol.2

KORET Suede bag 1940年代 アメリカ

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現在もニューヨークに拠点を置く老舗バッグメーカーのKORETは1942年創業。その技術はルイヴィトンなど大手メゾンの技術にも貢献しているとか。半世紀以上経っても不自由なく使うことができる品質は、手に入れて後悔の無いブランドの一つといえる。

一目で気に入ったのはこの形状。ポケットに小さいお財布がカンガルーの袋みたいに収まっている、なんとも可愛らしいアイデアで、現在こういうデザインのバッグがない事が不思議なくらい、便利でおしゃれなデザインだ。

ヴィンテージバッグにはストラップ付きでおそろいの小さいがま口が付属されている事が多い。小さいバッグの使い勝手を考慮してついているのだと思うが、これがあるととても便利なのである。内側の布と同じ素材でできていて、こういう細かい工夫が優れているところが、古い物の良さである。このバッグには外側のポケットに入るスエード素材のがま口と、バッグ本体の中に収納できるサテン生地のがま口、合計2つついていて、しかも丁寧に作られているから、これらを触っているだけで顔がニヤニヤしてしまう、、。完全にフェチ、、だと思う、、。

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バッグ本体の素材はスエードで、色は上品なネイビー。金色の金具との調和が美しく、シンプルなので色々なスタイルでコーディネートできる。濃いインディゴのキレイ目なジーンズに、バッグと同じようなネイビーのシンプルなトップス、例えばカーディガンとインナーのアンサンブルとか、、。そしてゴールドの多きめピアスやバングルにアンティークウオッチ、足下はフェミニンにゴールドやヒョウ柄のパンプスではどうだろう。アクセサリーもヴィンテージ感やオリエンタルなムードのあるものだと、更に気分は盛り上がる。

シンプルでミニマムで上品なバッグ。どんな女性が愛用していたのだろう。時代背景は少し違うけど、オードリーヘップバーンのような女性を連想してしまう。バッグの中にはきちんとプレスのきいたハンカチ。細いウエストを細いベルトでマークして、ワンピースやタイトスカートにパンプスを履いている。もしかしてさりげなく手袋をしていたかも。小さくまとめたヘアには当時女性がよくかぶっていた小さい帽子があったのかもしれない。

淑女のようなイメージを思い浮かべると当時のニューヨークの街並まで感じることができる。

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ヴィンテージバッグの世界 Vol.1

Magazine clutch 1970年代 アメリカ

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一回目に取り上げるバッグをどれにしようか、とても悩んだあげく、この見るからに驚きの形状をしたクラッチバッグに決めた。斬新!すぎる!確かに雑誌を丸めて小脇に抱える事はよくあるけれど、それをそのままバッグにしようなんて、誰が考えたのか知らないが、結果的にこんなにキッチュなバッグが誕生した。

このタイプは当時流行したらしく、ヴィンテージショップのサイトを根気よく探していくと、いくつも見つけることができる。真ん中にベルトがついているもの、ついていないもの、雑誌の表紙のグラフィックも様々で、エルやヴォーグなど当時のファッション雑誌のカバーがそのまま使われている。

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アメリカのドラマ"Sex And The City"で、サラジェシカパーカー演じるキャリーが持っていたシーンがあったが、現代でもコーディネートに取り入れてみると楽しいと思う。今シーズンならハイウエスト気味のバギーデニムと合わせてチャーリーズエンジェル風なスタイリングはどうだろう。

ファラフォーセットのような、当時の健康的なアメリカンビューティがレイヤードヘアをなびかせながら小脇に抱えて街を元気良く歩いていたのかな、、と想像させる楽しさいっぱいのバッグである。

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ヴィンテージバッグの世界 イントロダクション

by 水野可奈子

10代の頃から古着好きで、ブランドモノの服が買えるようになった今でもたまに古着屋めぐりにくり出してしまう。私なりの古着探しのこだわりがいくつかあるのだが、こちらはまた別の機会に語らせていただくとして、このブログではヴィンテージバッグについて紹介していきたいと思う。

ある日本製のビーズのヴィンテージバッグを偶然手にした事がきっかけで始まってしまったコレクション。多分おばあさんになっても集め続けていると思う。

ヴィンテージバッグと言っても幅が広いのだが、私が主に集めているのは、1920年代〜70年くらいにかけての欧米のバッグが中心。最も好きなのは40年~60年あたりのハンドバッグやクラッチバッグである。アメリカ、イギリス、イタリアに、今も続く名門メーカーがいくつか存在し、それぞれの個性もあって実に奥が深い。同時期に日本も丁寧なクラフトワークで欧米にバッグを輸出しているし、60年代にはカゴやラフィア、ビーズなどの素材を中心に、Made in 香港のバッグも多数米国に広まっている。

元々女性にとってのバッグとはかなり小さいサイズのものだった。1920年代のビーズのバッグなどは、恐らく当時の衣服にポケットがなかった事から、正にポケット代わりとして口紅と鏡くらいしか入らないようなサイズだった。現代のように大きい肩がけのバッグやボストンなどを女性が日常的に使う習慣は、70年代以降のものではないかと思う。大きくてもハンドバッグと呼べるサイズがせいぜいで、これが実にエレガントな習慣だと思うのだ。小さなバッグに口紅と鏡とコンパクト。本当に自分に必要なものだけを選びぬき、入らないものは持たない潔さ。タイトなドレスに小さなバッグを小脇に抱える姿って、女性らしさの神髄って感じがして実にセクシーだと思う。行動を制約される分、しぐさや動きも女性らしくならざるを得ない。和服の美しさに通じるかもしれない。

その小さめサイズが所以なのか、英語ではヴィンテージバッグのことをvintage purseと呼ぶ。バッグではなく、パース、つまりお財布くらいの感覚なのだ。この小さな大切な物に、革やエナメル、ビニール、ビーズ、藤、シルク、ウール、様々な素材とデコレーションを施したヴィンテージワークは目を見張ると同時に、大切に大切に、いつまでも眺めていたい愛しさを感じさせてくれる、私にとって生き物のような存在なのである。

ここでは順番に、老舗メーカーのバッグや、独創的且つチャレンジャブルな形状でブームを巻き起こしたバッグなどを私物コレクションからひとつづつご紹介していこうと思う。飽くまでも私物なので、自分の趣味に偏っているが、アメリカ各地のヴィンテージショップから厳選して購入した品々である。

その時代のファッション、女性達の習慣など、小さなバッグからインスピレーションを膨らませて読んでいただけたら、本当に嬉しく思う。

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2007年5月 9日 (水)

Opalesce! オパール

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心に残るアクセサリーは色々ありますが、
中でも一番はアンティークのリング。


19歳の時、留学先の英国で、友人と見つけたピアス。

それまでも、アンティーク・ジュエリーは沢山、見ていましたが、
これには一瞬で恋に落ちたのでした。

でも、学生だった私には高嶺の花。
友人とそのピアスを半分こすることに・・・。

で、片方ずつのピアス。
日本に戻ってから、職人さんに無理を言って・・・
リングに直してもらいました。


Opalesce!は「オパール」から名付けました。

このリングのメインストーンはオパール。
キラキラとした遊色効果と呼ばれるオパール特有の輝きは、
私達、一人ひとりがそれぞれ、
この世界で輝いているかのように見えるのです~。
そうありたいから。

Opalesce! 中川 希代子

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